宇多津(香川県宇多津町)utazu

「塩の町」として栄えた、古くからの港町
宇多津の古い町並み(概要)

香川県の西側、瀬戸内海に面する宇多津は、中世以来の港町として繁栄した町。江戸時代の中期からは町の北側に広がる遠浅の海岸を利用した広大な塩田が作られ、全国でも有数の生産量を誇る塩の町として知られた。

現在の県道33号線の辺りが元々の海岸線で、その南側、宇夫階神社から東に延びる旧丸亀街道や、その通りと直交するように南北に走る金毘羅街道などに沿って古い町並みが残る。この旧市街地エリアは「古街」(こまち)と呼ばれ、町家を改装した宿泊施設が作られるなど、近年になって整備が始まっている。

古街エリアの拠点の一つとなっている、「倉の館 三角邸」。その名の通り、三角屋根の洋風建築が異彩を放つ昭和初期の建物で、登録有形文化財となっている。広大な塩田の跡が瀬戸大橋の開通を機に「新宇多津都市」として整備され、香川県内で最も発展を続けている宇多津町だが、古くからの町並みもぜひこうして大切に守って行って欲しいと思う。



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