金堂(滋賀県東近江市・重伝建)kondo

近江商人の富が集まった、蔵屋敷の残る集落
金堂の古い町並み(概要)

江戸の初め頃、大和の郡山藩がこの辺りに有していた所領を管理するために、陣屋が置かれた。そこから金堂集落が形成されたと言われる。江戸時代から昭和初期にかけ、ここから多くの商人が全国に進出した。

集落内の各所に掘割が巡らされている。決して大きな集落ではないが、立派な蔵屋敷が多く、かつての繁栄ぶりをうかがわせる。左写真に見られるように、塀や蔵の腰板に舟板が用いられているのが特徴的だ。

最初に金堂の町並みを訪れたのは、重伝建地区に選定されてから間もない1999年のことで、まちなみ街道の初期に掲載した町並みの一つでもある。今でも若干の修景が行われた程度で景観にほとんど変わりはなく、こういう町並みを歩くと保存地区のありがたみを心から感じる。



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