上下(広島県府中市)jouge

キリスト教会が目印の、石州街道の宿場町
上下の古い町並み(概要)

上下は、山陽と山陰を結んだ石州街道の宿場町。石州街道は銀山街道とも呼ばれ、石見銀山へと向かうメインルートでもあった。非常に珍しい地名だが、これは日本海へと流れる江の川水系と、瀬戸内海へ向かう芦田川水系の分水嶺に位置する町であることに由来しており、まさに峠の町である。

旧街道筋に沿って、昔ながらの町並みが残る。特に目を惹かれるのが、旧角倉家の蔵を改築して作られたというキリスト教会の展望塔で、この町のランドマークとなっている。キリスト教会の周囲にはなまこ壁の建物が建ち並び、「白壁の道」と呼ばれる(タイトル写真)。

キリスト教会と並ぶ、上下のもう一つのシンボル、「翁座」(2枚目写真正面)の内部。大正時代に建てられた芝居小屋で、現在では芝居の公演に使われることはないが、内部を見学することができる。内子などもそうだが、立派な芝居小屋はかつての繁栄の名残であり、静まり返った舞台を眺めていると、感慨がこみ上げてくるのを感じる。

上下の古い町並みを歩いてみよう ~キリスト教会がシンボルの峠の町~(広島県)
上下は、銀山街道とも呼ばれた石州街道の宿場町。石見銀山で産出された銀の運用で非常に栄えました。白壁・なまこ壁の重厚な商家や蔵を改装したキリスト教会が残ります。



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