神浦(長崎県平戸市・重伝建)kounoura

江戸時代以来の町並みが姿を残す港町
神浦の古い町並み(概要)

長崎県平戸島のさらに北方、壱岐・対馬を除けばほぼ県の北端となる位置に、的山(あづち)大島という離島がある。この島における中心集落の一つである神浦には、古くからの港町の町並みが見事に残っており、重伝建地区にも選定されている。

神浦港のある入り江をぐるりと取り囲む、ごく狭い通りの両側に、江戸から大正期にかけての歴史的な家屋が建ち並んでいる。港町としての歴史は非常に古く、室町時代以前から大陸航路の要衝であったほか、江戸時代には捕鯨の拠点としても繁栄した。

古い家屋がぎっしりと建ち並ぶこの町並みの迫力はなかなかのもので、一見の価値がある。平戸からさらに船で四十分、というのはなかなか訪れるのも大変なのだが、ここまで遠くに来るとさすがに海も綺麗で、離島としての魅力も大きい。平戸観光の際に日程が取れるようなら、ぜひ訪問をおすすめしたい町並みである。

日本の重伝建地区119選 ~国が認めた、貴重な歴史的町並みの保存地区~
古い町並みの中でも、特に価値が高いものとして国が選定している地区を「重伝建地区」といいます。全部で130か所あるこの地区のうち、取材済みの119か所について簡単に解説するページです。



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