有松(名古屋市緑区・重伝建)arimatsu

都会に生き残った東海道の宿場町
有松の古い町並み(概要)

有松は東海道五十三次の知立宿と、鳴海宿の間に設けられた「間の宿」。正式な宿場ではなく、休憩のための茶屋町という性格の町でした。江戸時代初期に作り出されたという「有松絞り」が有名で、安藤広重の浮世絵にも今と変わらない商家の風景が描かれている。

以前「関宿」の解説で「東海道の宿場としてはほぼ唯一の現存」と書いたが、有松の町並みもなかなか見事なもの。規模こそ小さいが、関宿と並んで東海道を代表する町並みと言えるだろう。長い間重伝建選定されなかったのが不思議なくらいだ(2016年になって、ようやく全国で111番目に選定)。

名古屋駅から名鉄でたった二十分ほどの距離しかない。大都市名古屋の市内にこれだけの町並みが残ったのは奇跡的なことではないかと思う。名古屋近郊在住の人はぜひ足を運んでみて下さい。

日本の重伝建地区119選 ~国が認めた、貴重な歴史的町並みの保存地区~
古い町並みの中でも、特に価値が高いものとして国が選定している地区を「重伝建地区」といいます。全部で130か所あるこの地区のうち、取材済みの119か所について簡単に解説するページです。



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